2025年5月29日木曜日

バドミントンの試合で自分の弱点をつく相手は卑怯?

バドミントン



バドミントンの試合(練習含む)で、
自分の弱点をつく相手は卑怯だと
アナタは思いますか?

いいえ、ルール違反でない限りは
相手の弱点をつく攻め方は列記とした
正々堂々とした戦略です。

なら、アナタは自分の弱点を克服
することに専念しましょう。





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■目次

1:必ず存在する自分の弱点

2:相手に弱点をつかれたら

 2A:左利きは不利なのか?

3:弱点をつく相手は卑怯?

4:腕や足を痛めてる時でも

 4A:TVアニメのシーンでも

5:弱点を克服すれば良い?

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■必ず存在する自分の弱点


バドミントン




バドミントンを続けていると、必ず、
自分の弱点や欠点が見えてきますね。

他にも、テニスや卓球など、
主に1対1で戦う球技・スポーツは
大体そういう特徴が浮き彫りになります。


バドミントンでいう自身の弱点と聞くと
アナタは何を思い浮かべますか?

いえ、アナタが思い当たるであろう
自分の技術的な弱みは何ですか?



  • フットワークが鈍い

  • スマッシュに威力がない(弱い)

  • 相手のスマッシュを拾えない

  • ラリーが続かない

  • フェイントが決められない



他にもあると思いますが、このように、
ご自分が劣っているであろう
技術的な課題は何かあるでしょう。

もちろん、ライバル(他校の選手)には
弱点は知られたくありませんよね。




■相手に弱点をつかれたら


バドミントン




ですが、もしも相手に弱点をつかれたら
試合本番では厄介なことになりますね。

少なくとも、同じ部活動やサークルで
続けていく上ではいずれ知られます。


問題なのは、これが他校の選手に
知れ渡ってしまうことです。

特に強豪校ともなれば何かと注目を
浴びやすいので猶更注意が必要です。


試合の様子を録画されるかもしれません。

youtubeにはアップされなくても
部活動の練習中において
分析や観察はされたりするでしょう。


「●●学校の●●選手はココが弱い」


という感じに、です。

じゃあ、こういう場合はどうでしょう?



●左利きは不利なのか?



アナタが仮に左利きとしましょう。

左利きの相手に、相手から見て左
(アナタの右腕側)にシャトルを
打ってくる選手は必ずいます。


この場合、バックハンドという形で
打ち返すことになります。

バックハンドはフォアハンドと比べて
少し威力は落ちますからね。


(体勢を整えてフォアハンドでスマッシュを決める強豪選手もいますが)


じゃあ、左利き選手は不利なのかと
申しますと、一概には分かりません。

左利きだからと言って苦戦するかは
結局は本人次第ですし、強い選手は
全国・全世界に大勢います。


逆に言えば、自分が左利きで相手が
右利きなら相手の左腕側に打って
揺さぶることが可能ですよね。

だから、左利きは不利でもなく、
まして弱点にすらならないと思います。




■弱点をつく相手は卑怯?



「相手の弱点をつく戦法なんて卑怯です!
 正々堂々と戦うべきです!」



という選手や部員がたまにいますが、
アナタはどう思われますか?

確かに試合中に自身の弱点をつかれると
負ける確率は高くなりますね。


例えばアナタが、体の真正面に打ってくる
スマッシュを拾えない弱点があるとします。


右側でも左側でもなく、ど真ん中です。


フォアハンドでは拾いにくいですし、
バックハンドで拾うにしても、
どこへ打ち返すか考える暇が無いです。


真正面へとスマッシュを打ってくる
相手は果たして卑怯なのでしょうか?

これは、違うと思います。


当たり前ですが、相手選手のど真ん中へ
打ってはダメなんてルールは
バドミントンには存在しません。

テニスでも卓球でもバレーもです。


「この選手はど真ん中へのスマッシュを拾えないんだ。
 出来るだけ正面を狙おう。」



という戦法を取られても、
ルール違反でもなんでもありません。

だから、これは卑怯だなんて意見は
ただの負け惜しみでしかないのです。


もちろん、相手の顔をめがけて
スマッシュを打ってくる場合もあります。

悪意を感じるかもしれませんが、
これも戦略と言えば戦略です。


(連続で狙ってくるなら性格に問題アリですが)




■腕や足を痛めてる時でも



もう一つの事例についてお話します。

何かと言いますと


  • 腕や足を痛めてるところを狙われる



ということです。

身体の一部を痛めてると言いましても
試合に出場できる範囲内という話です。


無理ならそもそも顧問の先生が
出場を許可しないものです。



●TVアニメのシーンでも



ちょっと、考えさせられる話をします。



「ラブオールプレー」という、
高校のバドミントン部を舞台とした、
2022年の4月から9月までの半年間
テレビ放送されたアニメがあります。


何話目か覚えてませんが、主人公の
男子部員がダブルスとして試合に出るも
対戦相手のダブルスの片方の選手が
足首を痛めてる状態だったのです。


試合前にそんな様子を見て、
バド部顧問の先生の台詞で


「足を怪我しているようですね。
 彼を狙いなさい。」




という、自分たちが有利になるよう
アドバイスをするシーンがあります。

顧問の先生が、ですよ?


これは、賛否両論ありそうですが、
観る人によっては当然


「顧問がなんとあるまじき発言!!
 許せません!」



なんて怒りの感情が出てくるでしょう。

これも、ルール違反ではありません。


そもそも、痛めてる本人(相手)も、
身体が万全じゃない状態で試合に
出るのですから、自分が狙われても
おかしくないことは承知の上でしょう。


戦法とは言い難いものですが、
卑怯でもルール違反でもありません。




■弱点を克服すれば良い?


バドミントン




じゃあ、存在する自分の弱点を
克服すれば良いかと申しますと。

言ってしまえば、その通りです。


弱点はそのまま放置するよりも
直す方が断然良いに決まってますから。

アナタはいかがですか?


ご自分の弱点をよーく把握していて、
他校の選手にそれを知られても、
後に克服する自信はありますか?


まず、弱点って自分を客観的に見るか、
他者に指摘されない限りは気付けない
ことが多かったりしますからね。

自分で気づけなくても、他の部員や
顧問に指摘されたらまだ良いのですが。



問題なのは、指導力が乏しい顧問だと
それすらしてくれないか、そもそも
気付かないという事態になります。



だから、いつまで経っても強くなれず、
毎回の試合にも負けてしまうのです。

自分の弱点に気付かないことを
他者のせいにしていいわけありませんが
誰からも指摘されないのも寂しいことです。


とはいえ、自分で自身の弱点に
気付けただけでもアナタの実力は
これから先伸びる可能性はあります。

弱点があることは、鈍かったり
劣っていることではありません。


ただ試合において不利なだけです。

現時点では未熟であっても、
これから弱点を克服すれば良いのです。




⇒弱点を克服する練習法を知る
(当ブログのメイン記事へ)





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